問17 2016年5月実技(資産設計)

問17 問題文と解答・解説

問17 問題文

徹也さんの父の貴之さんは、平成28年9月末に勤務先を定年退職する予定であり、定年退職時には退職一時金として2,300万円が支給される見込みである。この場合における貴之さんの所得税に係る退職所得の金額(計算式を含む)として、正しいものはどれか。なお、貴之さんの勤続年数は38年であるものとする。また、貴之さんは役員ではなく、障害者になったことに基因する退職ではないものとする。

<参考:退職所得控除額の求め方>
勤続年数20年以下:勤続年数×40万円(最低80万円)
勤続年数20年超 :800万円+70万円×(勤続年数−20年)

1.2,300万円−2,060万円×1/2=1,270万円

2.2,300万円−2,060万円=240万円

3.(2,300万円−2,060万円)×1/2=120万円

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問17 解答・解説

退職所得に関する問題です。

退職所得=(退職収入−退職所得控除)×1/2 で計算されますが、退職所得控除額は、勤続年数が20年以下の期間は1年当たり40万円(最低80万円)、20年を超える期間は1年当たり70万円です。
また、勤続年数が1年に満たない場合は切り上げられます。

よって問題文での退職所得の計算式は、
=[2,300万円−{40万円×20年+70万円×(38年−20年)}]×1/2
={2,300万円−(800万円+1,260万円)}×1/2
=(2,300万円−2,060万円)×1/2
=120万円

従って正解は、3.(2,300万円−2,060万円)×1/2=120万円

※ちなみに、障害者になったことが直接の原因で退職した場合には、退職所得控除額がさらに100万円加算されます。

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