問3 2016年5月実技(資産設計)
問3 問題文
高倉さんは、PX銀行(日本国内に本店のある普通銀行)に下記<資料>の預金を預け入れている。仮に、PX銀行が経営破たんした場合、預金保険制度により保護される元本(最大金額)に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
<資料>
決済用預金:1,300万円
円定期預金:800万円
円普通預金(利息付き):700万円
譲渡性預金:400万円
※高倉さんはPX銀行において借入れはない。
1.決済用預金については、1,300万円が全額保護される。
2.円定期預金および円普通預金(利息付き)については、合算して1,000万円までが保護される。
3.譲渡性預金については、400万円が全額保護される。
問3 解答・解説
預金保険制度に関する問題です。
1.は、正しいです。当座預金や無利息普通預金等の、無利息・要求払い・決済サービスを提供する決済用預金は、預金保険制度で全額保護されます。
2.は、正しいです。一般預金(通常の定期預金や普通預金)は、金融機関ごとに預金者1人当たり元本1,000万円までとその利息等が、預金保険制度の保護対象です。
3.は、誤りです。外貨預金や譲渡性預金は、預金保険制度の保護の対象外です。
なお、譲渡性預金とは、預金者が必要に応じて、いつでも金融市場で自由に売却できる定期預金です(通常の定期預金は他人に譲渡できません)。
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