問1 2016年5月実技(個人資産)
問1 問題文
Mさんは、長女Cさんの国民年金への加入について説明した。Mさんが、Aさんに対して説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。
「長女Cさんは、原則として、20歳に達した日から国民年金に( 1 )として加入することになり、国民年金の保険料の納付が義務づけられます。ただし、大学生である長女Cさんについては、( 2 )の所得が一定以下の場合には、学生納付特例制度を利用することにより、在学中の国民年金の保険料の納付が猶予されます。この制度を利用して納付が猶予された保険料は、所定の手続により、( 3 )前まで遡って追納することができますが、保険料を追納しなかった場合、納付が猶予された期間は、老齢基礎年金の年金額の計算の対象となる月数には算入されません」
1) (1) 第1号被保険者 (2) Aさん(世帯主) (3) 5年
2) (1) 第3号被保険者 (2) Aさん(世帯主) (3) 10年
3) (1) 第1号被保険者 (2) 長女Cさん(被保険者本人) (3) 10年
問1 解答・解説
国民年金の被保険者・学生納付特例に関する問題です。
国民年金は、20歳以上60歳未満に加入義務がありますが、自営業者や学生の場合、国民年金の第1号被保険者となり、全員一律定額の保険料を納付します。
「学生納付特例制度」は、20歳になって国民年金の第1号被保険者となったものの、学生のため収入が少ない場合、国民年金保険料の納付を猶予してもらえる制度です。
適用を受けるには、学生本人の所得が一定額以下で、猶予申請が必要です。
また、学生納付特例により猶予された保険料は、猶予を受けた月から10年以内であれば追納可能です。
したがって正解は、3) (1) 第1号被保険者 (2) 長女Cさん(被保険者本人) (3) 10年
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