問3 2015年10月実技(保険顧客)
問3 問題文
最後に、Mさんは、国民年金の保険料について説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も不適切なものはどれか。
1) 「国民年金の保険料は前納することができます。前納した場合は、前納期間に応じて保険料の割引があります」
2) 「国民年金の保険料の納付方法は、納付書による現金納付や口座振替のほかに、クレジットカードにより納付することもできます」
3) 「毎月の保険料はその月の末日が納期限となりますが、納期限までに納付しなかった保険料は、納期限から3年間に限り、遡って納めることができます」
問3 解答・解説
国民年金の前納・納付方法・追納に関する問題です。
1)は、適切。国民年金の保険料は、月払いで、翌月末までに納付する必要がありますが、最大2年分の保険料の前納も可能で、一定額が割引されます(国民年金前納割引制度)。
※2年分までの前納は口座振替による納付のみ(平成26年4月から2年前納が可能になりました(以前は1年分まで))。
2)は、適切。国民年金の保険料は、納付書による現金払い以外にも、口座振替やクレジットカードでも納付可能です。
特に、クレジットカード払いだと、ポイントやマイルを貯めることが出来ます(カード会社によっては出来ない場合もあり。)
3)は、不適切。国民年金保険料の納付期限は、翌月末までですが、原則として、年金の未納期間分の保険料は、過去2年分までしかさかのぼって追納できません(※)。
(※)2年より前の未納期間分の保険料については、後納保険料として過去5年分の納付が可能です(平成27年10月1日〜平成30年9月30日までの3年間限定)。なお、過去10年の後納制度は平成27年9月で終了。
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