問15 2015年5月実技(個人資産)
問15 問題文
長女DさんがAさんから受けた現金の贈与について暦年課税を選択した場合に関する次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1) 暦年課税における贈与税の基礎控除額は,130万円である。
2) 仮に,Dさんが同一年中にBさんからも贈与を受け,暦年課税により贈与税額を算出する場合,それぞれの贈与者からの贈与財産の価額ごとに基礎控除額を控除する。
3) 贈与税の申告書の提出期限は,原則として贈与を受けた年の翌年2月1日から3月15日までである。
問15 解答・解説
贈与税の基礎控除・申告期限に関する問題です。
1)は、不適切。暦年課税の贈与税の基礎控除は110万円です。
2)は、不適切。1年間に複数の人から贈与を受けた場合、贈与税は贈与された財産の合計額から基礎控除110万円を控除して計算します(基礎控除は贈与者の人数にかかわらず110万円)。
3)は、適切。贈与税の申告と納税は、贈与を受けた人が、贈与を受けた年の翌年の2月1日から3月15日までに行う必要があります。
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