問15 2014年9月実技（個人資産）
問15 問題文
長女Ｄさんが，平成26年中に，Ａさんから現金300万円，妻Ｂさんから現金200万円の贈与を受けた場合，長女Ｄさんが納付すべき平成26年分の贈与税額は，次のうちどれか。なお，長女Ｄさんは相続時精算課税を選択せず，暦年課税を選択するものとする。また，長女Ｄさんはこれ以外の贈与を受けていないものとする。
〈資料〉贈与税の速算表 
1) (300万円−110万円)×10％＋(200万円−110万円)×10％＝28万円
2) (300万円＋200万円−110万円)×20％−25万円＝53万円
3) (300万円＋200万円)×30％−65万円＝85万円
問15 解答・解説
暦年課税の贈与税額に関する問題です。
暦年課税の贈与税の基礎控除は110万円ですが、1年間に複数の人から贈与を受けた場合、贈与税は贈与された財産の合計額から基礎控除110万円を控除して計算します（基礎控除は贈与者の人数にかかわらず110万円）。
従って、父から300万円、母から200万円の贈与を受けた場合でも、基礎控除は110万円です。
よって、正解は、2) (300万円＋200万円−110万円)×20％−25万円＝53万円
問14
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