問4 2014年9月実技(個人資産)
問4 問題文
株式の購入方法についてMさんがAさんに対して説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして最も適切なものは,次のうちどれか。
「国内上場株式の売買注文方法の1つに,価格をあらかじめ指定して注文をする( 1 )注文があります。同一銘柄に対して,( 1 )による買付注文が複数ある場合,価格の( 2 )注文から先に買付が成立します。また,( 1 )注文による買付において,指定した価格よりも低い価格で買付が成立すること( 3 )」
1) (1)指値 (2)高い (3)があります
2) (1)指値 (2)低い (3)はありません
3) (1)成行 (2)高い (3)はありません
問4 解答・解説
株式取引の実務に関する問題です。
証券取引所での株式売買方法では、買値・売値を指定しない成行注文と、買値・売値を指定する指値注文があります。
成行注文は、ようは「A社の株式を○○個、言い値で買います(売ります)よ」ということですね。
同一銘柄の株式に異なる値段で指値注文が出されると、買い注文なら高い価格から、売り注文なら安い価格から優先して取引が成立します(価格優先の法則)。
また、指値注文であっても、指定した価格よりも有利な価格(買い注文ならより安く、売り注文ならより高い価格)で取引が成立することもあります。
従って正解は、1) (1)指値 (2)高い (3)があります
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