問1 2014年9月実技(保険顧客)
問1 問題文
はじめに,Mさんは,公的介護保険の概要について説明した。Mさんが,Aさんに対して説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして,次のうち最も適切なものはどれか。
公的介護保険の被保険者は,第1号被保険者と第2号被保険者に区分されます。第1号被保険者は市町村または特別区(以下,「市町村」という)の区域内に住所を有する( 1 )以上の者で,第2号被保険者は市町村の区域内に住所を有する40歳以上( 1 )未満の医療保険加入者です。
Aさんは,第2号被保険者になると,市町村から( 2 )要介護状態または要支援状態にある旨の認定を受けた場合に,公的介護保険から保険給付を受けることができます。
介護保険料は,国民健康保険の医療保険料と合算して徴収されます。徴収された介護保険料は,所得税において,( 3 )として所得控除の対象となります。
1) (1)60歳 (2)特定疾病による (3)生命保険料控除
2) (1)60歳 (2)原因を問わず (3)社会保険料控除
3) (1)65歳 (2)特定疾病による (3)社会保険料控除
問1 解答・解説
公的介護保険に関する問題です。
公的介護保険の被保険者は、65歳以上の第1号被保険者と、40歳以上65歳未満の第2号被保険者です。
第2号被保険者は、保険者から特定疾病による要介護状態または要支援状態と認定された場合に、保険給付を受けられます。
つまり、若いうちはアルツハイマーなどの特定の病気が原因でないと介護保険は利用できないわけです。
また、公的介護保険の保険料は、健康保険や国民健康保険の保険料と合算して徴収され、所得税の社会保険料控除の対象となります。
従って正解は、3)(1)65歳 (2)特定疾病による (3)社会保険料控除
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