問3 2014年5月実技(資産設計)
問3 問題文
下記<資料>に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
<資料>
(出所:日本経済新聞朝刊2013年11月6日付 証券1面)
1.( a )の「高値」の欄には、それぞれの銘柄の年初から当日までの取引で、最も高い株価が示されている。
2.( b )の「売買高」の欄には、それぞれの銘柄の当日に売買された金額が示されている。
3.( c )によると、この銘柄の前営業日の「終値」は198円であることが分かる。
問3 解答・解説
新聞経済面のマーケット情報 に関する問題です。
1.は、不適切。新聞の株価欄には、その日の取引における始値、高値、安値、終値が記載されます(年初来高値や年初来安値は、黒字に白抜き数字で記載されます)。
・始値:その日最初に売買成立した価格
・高値:その日売買成立した取引のうち最も高い価格
・安値:その日売買成立した取引のうち最も安い価格
・終値:その日最後に売買成立した価格
2.は、不適切。「売買高」は出来高ともいわれ、取引が成立した株数のことです。従って、2,000株の売り注文に対して、2,000株の買い注文で取引が成立すると、売買高(出来高)は2,000株となります。
3.は、適切。資料では、「終値206円」で、「前日比△8円」と記載されています。これは、11/5の終値が206円で、前営業日の終値に比べて8円上昇したことを示しています(△は上昇、▲は下落を示す)。従って、この銘柄の前営業日の終値は、206円−8円=198円 です。
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