問10 2014年5月実技(個人資産)
問10 問題文
甲土地上に賃貸アパートを建築する場合の法令上の規制に関する以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして最も適切なものは,次のうちどれか。
《設例》にある計画建物の配置どおりに甲土地上に賃貸アパートを建築する場合,賃貸アパートの建物やその敷地の全部について( 1 )の用途制限が適用される。また,防火規制に関しては,原則として,賃貸アパートの建物の全部について( 2 )内の建築物に関する規定が適用される。
仮に,建築する賃貸アパートを耐火建築物とした場合,( 2 )内の建築物に関する規定が適用されるため,建ぺい率の上限は( 3 )加算される。
1) (1) 第一種低層住居専用地域 (2) 準防火地域 (3) 20%
2) (1) 第二種低層住居専用地域 (2) 防火地域 (3) 20%
3) (1) 第一種低層住居専用地域 (2) 防火地域 (3) 10%
問10 解答・解説
建築基準法上の規制に関する問題です。
建築物の敷地が異なる用途地域にわたる場合、その敷地全体に対して、過半の属する用途地域の用途制限が適用されます。
よって、甲土地の場合、過半を占める第一種低層住居専用地域の規制が適用されることになります。
また、防火規制がそれぞれ異なる土地にまたがっている場合、もっとも厳しい規制が課されますので、本問の場合はすべて防火地域扱いとなります。
なお、特定行政庁の指定した角地に建築する場合や、防火地域に耐火建築物を建築する場合、 10%の建ぺい率緩和を受けることができます。
以上により正解は、3) (1) 第一種低層住居専用地域 (2) 防火地域 (3) 10%
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