問8 2014年5月実技(個人資産)
問8 問題文
給与所得者における所得税の確定申告に関する以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして最も適切なものは,次のうちどれか。
給与所得者の給与等から源泉徴収された所得税は,給与の支払者が行う年末調整によって精算されるため,通常,給与所得者は確定申告を要しない。ただし,給与所得者のうち,その年中に支払を受ける給与等の金額が( 1 )を超える者は,年末調整の対象者とならないため,確定申告をしなければならない。また,1カ所から給与等の支払を受けている者で,給与所得および退職所得以外の所得金額が( 2 )を超える者も,確定申告をしなければならない。
なお,その年分の確定申告書(還付申告書を除く)の提出期間は,原則として,その年の翌年2月16日から( 3 )までである。
1) (1) 2,000万円 (2) 10万円 (3) 3月15日
2) (1) 2,000万円 (2) 20万円 (3) 3月15日
3) (1) 1,000万円 (2) 20万円 (3) 3月31日
問8 解答・解説
給与所得者の確定申告に関する問題です。
給与所得者は通常年末調整されるため、確定申告は不要ですが、主に以下の3つの条件のいずれかに当てはまる場合、確定申告が必要です。
・給与の年間総額が2,000万円を超える場合
・給与を1ヶ所から受けていて、給与所得や退職所得を除いた各種所得の合計が20万円を超える場合
・給与を2ヶ所以上から受けていて、年末調整されなかった給与収入と、給与所得や退職所得を除いた各種所得の合計が20万円を超える場合
また、所得税の確定申告の期間は、所得が生じた年の翌年2月16日から3月15日までです。
以上により正解は、2) (1) 2,000万円 (2) 20万円 (3) 3月15日
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