問1 2014年5月実技(保険顧客)
問1 問題文
はじめに,Mさんは,国民年金保険料の学生納付特例制度について説明した。Mさんが,Aさんに対して説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして,次のうち最も適切なものはどれか。
国民年金の第1号被保険者で一定の学校に在籍する学生は,( 1 )の前年の所得が一定額以下の場合,申請により,在学中の国民年金保険料の納付が猶予されます。これが国民年金保険料の学生納付特例制度です。
学生納付特例制度により納付が猶予された保険料は,所定の手続により,( 2 )前まで遡って納付(追納)することができます。
なお,保険料を追納しなかった場合,納付が猶予された期間は,老齢基礎年金の( 3 )の計算の基礎となる期間には算入されません。
1) (1) 被保険者の世帯主 (2) 2年 (3) 年金額
2) (1) 被保険者本人 (2) 10年 (3) 年金額
3) (1) 被保険者の世帯主 (2) 10年 (3) 受給資格期間
問1 解答・解説
学生納付特例に関する問題です。
「学生納付特例制度」は、20歳になって国民年金の第1号被保険者となったものの、学生のため収入が少ない場合、国民年金保険料の納付を猶予してもらえる制度です。
適用を受けるには、学生本人の所得が一定額以下で、猶予申請が必要です。
また、学生納付特例により猶予された保険料は、猶予を受けた月から10年以内であれば追納可能です。
なお、学生納付特例の適用期間は、老齢基礎年金の受給資格期間25年には算入されますが、老齢基礎年金の年金額には反映されません。
従って正解は、2) (1) 被保険者本人 (2) 10年 (3) 年金額
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