問10 2014年1月実技(個人資産)
問10 問題文
甲マンションの売却物件情報等についての次の記述のうち,最も適切なものはどれか。
1) 甲マンションの売却物件情報に表示されている専有面積は,内法面積で表示されている不動産登記記録の専有面積とは一致しない。
2) Aさんに甲マンションの売却物件情報を提供した宅地建物取引業者が,甲マンションを所有する売主である。
3) 甲マンションの所有権に関する登記の登記事項は,不動産登記記録の権利部甲区に記録されているが,不動産登記記録を法務局で閲覧できる者は司法書士資格を有する者に限られる。
問10 解答・解説
不動産広告に関する問題です。
1)は、適切。マンションの専有部分の床面積は、広告やパンフレット等では壁芯面積で表示されていますが、登記記録では内法面積で表示されています。
壁芯面積は壁の真ん中から測定しますが、内法面積は壁の一番内側から測定するため、登記上の面積のほうが小さくなります。
2)は、不適切。資料の一番下に「取引態様:一般媒介」とあり、これは不動産広告を出している不動産業者は、単に取引の媒介をしているだけで、売主は別にいることを表しています。
不動産業者自らが売主となっている場合は、「取引態様:売主」と表示され、仲介手数料は不要です。
3)は、不適切。不動産の登記記録は、法務局で登記事項証明書の交付申請をすれば、誰でも記載事項を確認可能です。
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