問13 2014年1月実技(保険顧客)
問13 問題文
Aさんの死亡により長女Dさんが終身保険から受け取った死亡保険金に関する以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして,次のうち最も適切なものはどれか。
長女Dさんが受け取った死亡保険金は,( 1 )から贈与により取得したものとみなされ,贈与税の課税対象となる。
長女Dさんが納付すべき贈与税額は,暦年課税を選択した場合,3,000万円から( 2 )の基礎控除額を差し引いた後の残額に税率を乗じて計算する。一方,長女Dさんが相続時精算課税を初めて選択した場合の贈与税額は,3,000万円から( 3 )の特別控除額を差し引いた後の残額に20%の税率を乗じて計算する。
1) (1)Aさん (2)110万円 (3)2,000万円
2) (1)妻Bさん (2)60万円 (3)2,000万円
3) (1)妻Bさん (2)110万円 (3)2,500万円
問13 解答・解説
生命保険の贈与税に関する問題です。
保険契約者(=保険料負担者)が妻、被保険者が夫、死亡保険金受取人が子という生命保険は、妻から子への贈与とみなされるため、子が受け取った死亡保険金は贈与税の課税対象となります。
暦年課税の贈与税の基礎控除は110万円です。
相続時精算課税制度を利用すると、贈与時は贈与税が合計2,500万円までかからず、相続時に改めて相続税の課税対象となります。(2,500万円を超えた分は20%の贈与税課税)
なお、相続時に相続財産に加算されるのは、贈与時の相続税評価額です。
従って正解は、3) (1)妻Bさん (2)110万円 (3)2,500万円。
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!

FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士
(資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】