問7 2014年1月実技(保険顧客)
問7 問題文
X社が加入していた生命保険から死亡保険金を受け取った場合におけるX社の経理処理(仕訳)として,次のうち最も適切なものはどれか。なお,当該保険契約からの配当については考慮しないものとする。
1)
2)
3)
問7 解答・解説
定期保険特約付終身保険の経理処理に関する問題です。
定期保険特約付終身保険は、保険金の受取人が、法人か役員・従業員の遺族かで経理処理が異なります。
●契約者:法人、被保険者:役員・従業員、受取人:法人 の場合
経理処理…終身保険料:保険料積立金(資産)、特約保険料:損金
●契約者:法人、被保険者:役員・従業員、受取人:役員・従業員の遺族 の場合
経理処理…終身保険料:給与・報酬、特約保険料:損金
設例の保険の受取人は法人ですから、受け取った保険金1億円のうち、終身保険料430万円は保険金積立金として資産計上し、残りの9,570万円は雑収入として益金計上します。
従って正解は、2)。
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