3級FP過去問解説 問13　2013年9月実技（資産設計）

平成２５年６月２５日に相続が開始された安藤裕次郎さん（被相続人）の＜親族関係図＞が下記のとおりである場合、民法上の相続人および法定相続分の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。



１．陽子　１／２　　早苗　１／４　　直人　１／４

２．陽子　２／３　　早苗　１／６　　直人　１／６

３．陽子　３／４　　早苗　１／８　　直人　１／８

法定相続人・法定相続分に関する問題です。

配偶者は常に法定相続人となり、それ以外の親族は、子・直系尊属・兄弟姉妹の順に、先の順位者がいない場合に、法定相続人となります。
本問では、被相続人に子どもがなく、両親も死亡しているため、法定相続人は、配偶者と妹と弟の3人です。
兄弟姉妹と配偶者が相続人の場合、法定相続分は、配偶者が４分の３、兄弟姉妹が４分の１となります。

よって、それぞれの法定相続分は、以下の通りです。
配偶者　：3／4
妹・弟　：1／4×1／2＝1／8ずつ

従って正解は、３．陽子　３／４　　早苗　１／８　　直人　１／８

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