問4 2013年9月実技(資産設計)
問4 問題文
下記<資料>の用語に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.( a )の日経平均株価:東京証券取引所第一部および第二部に上場している銘柄のうち、代表的な225銘柄の修正平均株価をいう。
2.( b )の売買高:売買が成立した株数をいい、出来高ともいわれる。
3.( c )の時価総額:上場している各銘柄の株価に上場株式数を乗じたもので、株式市場の規模を知ることができる。
問4 解答・解説
新聞経済面のマーケット情報に関する問題です。
1.は、不適切。「日経平均株価」は「日経平均」という略称や、日経225ともいわれます。東京証券取引所の一部上場企業のうち代表的な225銘柄から構成されており、増資や株式分割で1株当りの価値が薄くなったとしても、指標としての連続性を保つように計算されます。
2.は、適切。「売買高」は出来高ともいわれ、取引が成立した株数のことです。従って、2,000株の売り注文に対して、2,000株の買い注文で取引が成立すると、売買高(出来高)は2,000株となります。
3.は、適切。「時価総額」とは、株価に発行済株式数をかけたものであり、企業価値を評価する際の指標です。このため、上場銘柄の時価総額の合計がその市場の時価総額となり、市場規模を表すものといえます。
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