問13 2013年9月実技(保険顧客)

問13 問題文と解答・解説

問13 問題文

Mさんは,相続税の申告納付手続について説明した。Mさんの,妻Bさんに対する説明として,次のうち最も適切なものはどれか。

1) 「相続税の申告書は,相続財産を取得された方が,相続が開始した年の翌年3月15日までにそれぞれの住所地の所轄税務署長に対して提出しなければなりません」

2) 「私は税理士資格は有していませんが,3級ファイナンシャル・プランニング技能士資格を取得していますので,Bさんのご要望に応じて,相続税の申告書の作成を代行させていただきます」

3) 「相続税は,金銭により一括納付するのが原則ですが,一定の要件を満たせば,分割納付や相続した財産自体で納付することもできます」

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問13 解答・解説

相続税の申告・納付に関する問題です。

1)は、不適切。相続税の申告書の提出期限は、原則として被相続人が死亡したことを知った日の翌日から10ヶ月以内です。また、相続税の申告書の提出先は、財産を取得した人の住所地の所轄税務署ではなく、被相続人の住所地の所轄税務署です。

2)は、不適切。税理士資格のないFPは、顧客に対して、所得税や相続税の申告書を代理作成することはできません

3)は、適切。相続税は一括納付が原則ですが、相続税額が10万円を超え、金銭納付が困難な理由がある場合には、延納(分割納付)が認められます(延納期間中は利子税がかかります)。また、延納したとしても、相続税の金銭納付が困難な理由がある場合には、物納(相続した財産自体で納付)が認められます(金銭納付困難な金額が限度)。

第5問             問14
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