問6 2013年5月実技(個人資産)

問6 問題文と解答・解説

問6 問題文

Aさんが《設例》の社債を現時点で売却した場合の所有期間利回り(年率・単利)として最も適切なものは,次のうちどれか。なお,計算にあたっては税金や手数料等を考慮せず,答は%表示における小数点以下第3位を四捨五入している。

1) 0.67%

2) 1.15%

3) 1.67%

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問6 解答・解説

債券の利回りに関する問題です。

所有期間利回りとは、既発債を償還期限前に売却した場合の利回りで、
所有期間利回り(%)={表面利率+(売却価格−購入価格)/所有期間}/購入価格×100 です。

従って問題文の例ですと、
所有期間利回り(%)={1.2+(104−102)/4}/102×100
          =(1.2+2/4)/102×100
          =1.7/102×100=1.6666≒1.67%

なお、債券の利回りの計算式が覚えにくい場合は、
利回り=1年間の収益合計/投資金額×100 として覚えてしまうのアリです。
1年間の収益=1年分の利子+1年当たりの差益

問5             第3問
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