第1問 2013年5月実技(個人資産)
第1問 問題文
会社員のAさん(56歳)は妻Bさん(57歳)との2人暮らしである。Aさんは現在勤務している会社を平成25年6月に早期退職し,その後はかねてから興味を持っていた農村での自給自足の生活をしてみたいと考えている。Aさんは,公的年金の支給開始までの生活資金等については,これまでの貯蓄や退職金で十分賄えると考えているが,退職後の生活設計のためにも自らが受けることができる公的年金制度からの給付について詳しく知りたいと考え,ファイナンシャル・プランナーに相談することにした。また,Aさんは,退職後の公的年金制度への加入等についても,説明を受けたいと考えている。
Aさんおよび妻Bさんに関する資料は,以下のとおりである。
第1問 資料
〈Aさんおよび妻Bさんに関する資料〉
(1) Aさん(会社員)
生年月日:昭和31年12月8日
〔公的年金の加入歴(見込みを含む)〕
(2) 妻Bさん(専業主婦)
生年月日:昭和31年4月29日
20歳から国民年金に加入しており,保険料の未納期間や免除期間はない。
※妻Bさんは,現在および将来においても,Aさんと同居し,生計維持関係にある。
※Aさんおよび妻Bさんは,現在および将来においても公的年金制度における障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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