問6 2012年9月実技(資産設計)
問6 問題文
建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合、建築可能な建築物の延べ面積(床面積の合計)として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
<資料>
・第1種住居地域
・指定建ぺい率 :60%
・指定容積率 :200%
・前面道路の幅員に対する法定乗数:4/10
1.180u
2.480u
3.600u
問6 解答・解説
建築基準法上の規制に関する問題です。
延べ面積の上限=敷地面積×容積率 で、容積率は、前面道路の幅が12m未満の場合に、用途地域によって制限されます。
計算式は、
住居系用途地域の場合……前面道路幅×4/10
その他の用途地域の場合…前面道路幅×6/10
この計算式結果と指定容積率を比べて、小さいほうが容積率の上限です。
本問では、前面道路は4m、用途地域は第1種住居地域ですから、容積率の計算は、
4m×4/10=160% < 指定容積率200%。よって容積率は160%。
従って、延べ面積の上限=300u×160%=480u
よって正解は、480u
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