問14 2012年5月実技(個人資産)
問14 問題文
相続時精算課税制度(以下,『本制度』という)の適用要件等に関する以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして最も適切なものは,次のうちどれか。
1)本制度の適用を受けるためには,贈与があった年の( 1 )において,贈与者である親の年齢は( 2 )以上(住宅取得等資金の贈与を受けた場合の本制度の特例によるものを除く),受贈者である子の年齢は20歳以上でなければならない。
2)本制度の適用を受けた場合の贈与税額は,課税価格から累計で最高( 3 )の特別控除額を控除した後の金額に,一律20%の税率を乗じて計算する。
1) (1) 12月31日 (2) 60歳 (3) 1,500万円
2) (1) 1月1日 (2) 60歳 (3) 2,000万円
3) (1) 1月1日 (2) 65歳 (3) 2,500万円
問14 解答・解説
相続時精算課税に関する問題です。
相続時精算課税制度は、贈与者が65歳以上の親、贈与を受けるのが推定相続人である20歳以上の子(子が亡くなっているときには20歳以上の孫を含む)であることが適用条件です。(年齢は贈与を受けた年の1月1日時点)
また、相続時精算課税制度を利用すると、贈与時は贈与税が合計2,500万円までかからず、相続時に改めて相続税の課税対象となります。(2,500万円を超えた分は20%の贈与税課税)
従って正解は、
(1) 1月1日 (2) 65歳 (3)
2,500万円
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