問1 2012年5月実技（保険顧客）
問1 問題文
Ｍさんはまず，国民年金の概要について説明した。Ｍさんが説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして，次のうち最も適切なものはどれか。
1）日本国内に住所を有する20歳以上60歳未満の自営業者や学生等は，（ 1 ）被保険者として国民年金に加入し，保険料を納付しなければならない。
2）老齢基礎年金を受給するためには，原則として，国民年金の保険料納付済期間と保険料免除期間とを合算した期間が（ 2 ）以上必要である。
3）免除を受けていた期間に係る保険料は追納することができるが，追納は，追納の承認の日の属する月前（ 3 ）以内の期間に係る保険料に限る。
1) (1) 第１号 (2) 20年 (3) ５年
2) (1) 第３号 (2) 20年 (3) 10年
3) (1) 第１号 (2) 25年 (3) 10年
問1 解答・解説
国民年金の概要に関する問題です。
国民年金は、20歳以上60歳未満に加入義務がありますが、自営業者や学生の場合、国民年金の第1号被保険者となり、全員一律定額の保険料を納付します。
65歳になると老齢基礎年金を受給できるようになりますが、年金受給するためには、国民年金保険料の納付済期間と免除期間の合計が25年（300月）以上必要です。
免除期間の保険料は、払えるようになれば追納できますが、国民年金の免除期間の保険料は、過去10年までさかのぼって追納できます（学生納付特例による猶予分も同様）。
以上により正解は、(1) 第１号 (2) 25年 (3) 10年
第1問
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