問6 2012年1月実技(資産設計)
問6 問題文
建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合、建築可能な建築物の延べ面積(床面積の合計)に関する次の記述の空欄(ア)、(イ)にあてはまる語句の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については、一切考慮しないこととする。
<資料>
建築物の延べ面積(床面積の合計)を算出するに当たっては、( ア )を用いる。本問では、前面道路幅(4m)に法定乗数4/10を乗じた数値(160%)と( イ )の数値を( ア )とする。
1.(ア)建ぺい率 (イ)指定建ぺい率60%のうち、いずれか小さい方
2.(ア)容積率 (イ)指定容積率200%のうち、いずれか大きい方
3.(ア)容積率 (イ)指定容積率200%のうち、いずれか小さい方
問6 解答・解説
建築基準法上の規制に関する問題です。
延べ面積の上限=敷地面積×容積率 で、容積率は、前面道路の幅が12m未満の場合に、用途地域によって制限されます。
計算式は、
住居系用途地域の場合……前面道路幅×4/10
その他の用途地域の場合…前面道路幅×6/10
この計算式結果と指定容積率を比べて、小さいほうが容積率の上限です。
よって、この土地の延べ面積の上限は、指定容積率200%と前面道路の幅員(4m)に4/10を乗じた160%を比べて、小さい方が容積率となります。
従って正解は、(ア)容積率 (イ)指定容積率200%のうち、いずれか小さい方
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