問10 2012年1月実技(個人資産)
問10 問題文
《設例》の売却物件情報の見方について,ファイナンシャル・プランナーが説明した次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1) 《設例》の売却物件情報を見ると,当該情報を提供した宅地建物取引業者が《設例》のマンションを所有する売主であることが確認できる。
2) 《設例》のマンションは築10年以上経過しているので,大規模修繕を行っているかどうか確認すべきである。
3) 《設例》の専有面積が壁芯面積である場合,一般に登記上の面積のほうが小さくなるこ
とに留意する必要がある。
問10 解答・解説
不動産広告に関する問題です。
1)は、不適切。資料の一番下に「取引態様:一般媒介」とあり、これは不動産広告を出している不動産業者は、単に取引の媒介をしているだけで、売主は別にいることを表しています。
不動産業者自らが売主となっている場合は、「取引態様:売主」と表示され、仲介手数料は不要です。
2)は、適切。マンションは築10年を経過したころから、床の防水や共用部分の改修(交換)が必要となってくるため、中古マンション購入の際は、大規模修繕を行っているかを確認することが必要です。
3)は、適切。マンションの専有部分の床面積は、広告やパンフレット等では壁芯面積で表示されていますが、登記記録では内法面積で表示されています。
壁芯面積は壁の真ん中から測定しますが、内法面積は壁の一番内側から測定するため、登記上の面積のほうが小さくなります。
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