問16 2011年9月実技(資産設計)
問16 問題文
遼次さんは、マンションを購入するに当たって、住宅ローンについての理解を深めておきたいと思い、FPの笹垣さんに質問をした。笹垣さんが説明の際に使用した下図(住宅ローンの返済についての図)に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.この図の住宅ローンの返済方法は「元金均等返済」を表している。
2.図の(a)の時期に期間短縮型の一部繰上げ返済を行った場合、繰上げ返済額は(ア)の元金部分に充当される。
3.図の(b)の時期よりも(c)の時期に全部繰上げ返済を行った方が、繰上げ返済による利息軽減効果は大きくなる。
問16 解答・解説
住宅ローンに関する問題です。
1.は、不適切。本問の住宅ローンの返済方法は、元金と利息を合わせた毎回の返済額が一定ですので、「元利均等返済方式」です。
2.は、適切。住宅ローンの一部繰上げ返済方法のうち、毎月の返済額をそのままにして、返済期間を短縮する方法は「期間短縮型」で、繰上げ返済分は借入元本に充当されます。
3.は、不適切。繰上げ返済分は借入元本に充当されるため、繰上げ返済する時期が早いほど、利息軽減効果が大きくなります。
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