問4 2011年9月実技(個人資産)
問4 問題文
ポートフォリオにおける相関係数に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1)
相関係数が「0」の場合には,その資産どうしが互いにまったく関係のない動きをする。
2)
相関係数が「1」未満の場合,ポートフォリオのリスクは,それぞれの資産のリスクを投資割合で加重平均したものより低くなるため,リスクの軽減効果が得られる。
3)
相関係数が「1」の場合には,その資産どうしが互いにまったく逆の動きをする。
問4 解答・解説
ポートフォリオにおける相関係数に関する問題です。
1)
は、適切。両者の相関係数がゼロのとき、全く相関がない状態(Aの上げ下げにBは無関係)となります。
2)
は、適切。相関係数が1より小さい=組入資産が無相関・負の相関=バラバラの値動き・逆の値動き となり、こういったポートフォリオを組むことで、単に加重平均した計算結果よりも全体としてリスクを抑えた投資を行うことが可能となります。
3)
は、不適切。両者の相関係数が「1」の場合、両者は正の相関(Aが上がればBも上がる)があり、同じような動きをすることになります。
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