問3 2011年9月実技(個人資産)
問3 問題文
平成23年度中にAさんに万一のことがあった場合,妻Bさんに支給される遺族基礎年金の年金額として正しいものは,次のうちどれか。
1)
788,900円
2) 788,900円+227,000円+75,600円=1,091,500円
3)
788,900円+227,000円+227,000円=1,242,900円
問3 解答・解説
遺族基礎年金の支給額に関する問題です。
遺族基礎年金は、主に、子供や子供のいる妻が支給対象で、支給要件は以下全てを満たすことが必要です。
●妻の場合:被保険者(夫)が死亡した当時、生計維持関係にあり、子どもと同一生計。
●子の場合:被保険者(父・母)が死亡した当時、生計維持関係にあり、18歳未満(18歳到達年度末まで可)、または20歳未満で障害有り。かつ、結婚していない。
よって、Aさんが死亡した場合に、妻Bさんには18歳未満の子どもがいますので、遺族基礎年金が支給されます。
また、遺族基礎年金は、子どもの人数に応じて、支給額が増加します(金額は平成23年度価額)。
遺族基礎年金=788,900円+子の加算
※子の加算 第1子・第2子 各 227,000円
第3子以降 各
75,600円
よって、Aさんが現時点で死亡した場合の遺族基礎年金は、
3)
788,900円+227,000円+227,000円=1,242,900円 です。
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