問9 2011年5月実技(個人資産)
問9 問題文
Aさんの所得税の確定申告に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1) 仮に,Aさんが医療費控除の適用を受ける場合には,年末調整の際に,その医療費控除に係る医療費の領収書を添付して所得税額を精算することができるので,Aさんは,確定申告をする必要はない。
2) 仮に,Aさんの平成23年中に支払を受ける給与等が1カ所からのもので,その収入金額が2,000万円以下の場合,給与所得および退職所得以外の所得金額が年間20万円を超えるとき,Aさんは,確定申告をする必要がある。
3) 仮に,Aさんの平成23年中に支払を受ける給与等の収入金額が2,000万円を超える場合,Aさんは,確定申告をする必要がある。
問9 解答・解説
所得税の確定申告に関する問題です。
1) は、不適切。医療費控除は年末調整されませんので、医療費控除の適用を受ける場合には、医療費の領収書を添付して確定申告することが必要です。
2) は、適切。給与を1ヶ所から受けていて、給与所得や退職所得を除いた各種所得の合計が20万円を超える場合は、給与所得者でも確定申告する必要があります。
3) は、適切。給与の年間総額が2,000万円を超える場合は、給与所得者でも確定申告する必要があります。
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】