問1 2011年5月実技(個人資産)
問1 問題文
公的介護保険について,ファイナンシャル・プランナーが説明した次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1)
介護保険の被保険者は,第1号被保険者と第2号被保険者に区分されており,年齢が65歳以上である母Cさんは,第1号被保険者に該当する。
2)
母Cさんに係る介護保険の保険料は,原則として,母Cさんが受けている公的年金から天引き(特別徴収)される。
3)
母Cさんが指定居宅サービスを受けた際に負担する費用の額は,原則として,実際にかかった費用の100分の30に相当する額である。
問1 解答・解説
公的介護保険に関する問題です。
1)
は、適切。介護保険の被保険者は、65歳以上の第1号被保険者と、40歳以上65歳未満の第2号被保険者に区分されています。
2)
は、適切。第1号被保険者の場合、介護保険の保険料の納付方法は、年金額が年間18万円以上の人は、年金からの天引き(特別徴収)です。
年金が18万円未満、または老齢福祉年金(国民年金発足時既に高齢者だった人)を受給している人は、自分で納付書で納付(普通徴収)します。
設例では母Cさんの年金額について記載がありませんが、問題文では「原則として、年金からの天引き」とありますから、適切です。
3)
は、不適切。介護保険の自己負担は1割(100分の10)です。
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