問1 2011年1月実技(資産設計)
問1 問題文
ファイナンシャル・プランニングの諸領域において、ファイナンシャル・プランナーが押さえておくべき基本的な事項に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.「金融資産運用設計」では、顧客が安全性を重視した運用を希望している場合でも、多少のリスクはあってもリターンを重視し、そのときの経済環境下で最も収益性の高い金融商品による運用方法を提示することを常に優先すべきである。
2.「住宅資金設計」における住宅ローンの相談では、ローン返済額のほかに、管理費、修繕積立金、固定資産税などの諸費用も考慮すべきである。
3.「タックスプランニング」では、税理士資格を有しないファイナンシャル・プランナーであっても、顧客の具体的な税額計算などの税務相談を独自に行うことができる。
問1 解答・解説
FP倫理と関連法規に関する問題です。
1.は、不適切。「金融資産運用設計」においては、顧客の希望する運用方針に沿った金融商品による運用方法を提示することを優先すべきです。
2.は、適切。住宅購入に際しては、ローン返済額だけでなく、管理費、修繕積立金、固定資産税などの諸費用も必要になるため、住宅ローンの相談では、これらも考慮すべきです。
3.は、不適切。税理士資格のないFPは、有償無償を問わず、相談者の納税額計算等の、個別具体的な税務相談を行うことはできません。
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】