第1問 2011年1月実技(保険顧客)
第1問 問題文
次の設例に基づいて,下記の各問(《問1》〜《問3》)に答えなさい。
《設
例》
個人商店を営むAさん(52歳)は,妻Bさん(50歳)と長男Cさん(19歳)の3人暮らしである。
Aさんは,大学卒業後に5年間の会社勤務を経験した後,家業を引き継いで現在に至っている。Aさんは,これまで公的年金についてあまり深く考えたことはなかったが,新聞等で公的年金に関する記事をよく見かけるようになり,公的年金について理解を深めたいと思うようになった。
また,長男Cさんが今年20歳になり,国民年金の加入義務が生じることになるため,その保険料の納付についてどのように対応したらよいか考えているところである。そこで,Aさんは,懇意にしているファイナンシャル・プランナーのMさんに相談することにした。
なお,Aさんおよび家族に関する資料は,以下のとおりである。
第1問 資料
<Aさんおよび家族に関する資料>
(1) Aさん
生年月日 :
昭和33年4月17日
〔公的年金の加入歴〕
Aさんは,60歳になるまで国民年金の保険料を納付するものとする。
(2) 妻Bさん
生年月日
: 昭和35年9月29日
※妻Bさんは,20歳から国民年金に加入しており,保険料の未納期間や免除期間はない。
(3)
長男Cさん(大学2年生)
生年月日 :
平成3年3月8日
※妻Bさんおよび長男Cさんは,Aさんと生計を一にしている。
※全員,現在および将来においても国民年金法の障害等級に該当する障害の状態にないものとする。
※上記以外の条件は考慮せず,各問に従うこと。
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