問3 2011年1月実技(保険顧客)
問3 問題文
公的年金に係る課税関係に関する次の記述のうち,最も不適切なものはどれか。
1)
公的年金制度からの給付のうち,遺族給付は雑所得として所得税および住民税の課税対象となり,障害給付は非課税となる。
2)
Aさんが納付している自分の国民年金の保険料は,その全額が社会保険料控除として,Aさんの所得金額から控除される。
3)
Aさんが長男Cさんの国民年金の保険料を負担した場合,その保険料は,Aさんの所得控除の対象となる。
問3 解答・解説
公的年金に係る課税関係に関する問題です。
1)
は、不適切。遺族給付(遺族基礎年金・遺族厚生年金)も障害給付(障害基礎年金・障害厚生年金)も、非課税となります。
2)
は、適切。自分で納付している国民年金の保険料は、その全額が社会保険料控除として本人の所得金額から控除されます。
3)
は、適切。扶養親族の国民年金の保険料を負担した場合、その保険料は負担した人の所得控除の対象となります。
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