問4 2010年9月実技(個人資産)
問4 問題文
景気動向指数を構成する個別系列のうち先行系列は,次のうちどれか。
1)
長短金利差
2) 有効求人倍率
3)
家計消費支出
問4 解答・解説
景気動向指数に関する問題です。
1)
長短金利差は、長期金利と短期金利の差を表すもので、一般に景気が良ければ金利が上がり、景気が悪ければ下がります。お金を貸す側が長期の借金の金利を決める際は、今後の景気の良し悪しを見越して設定しますから、景気の動きに先行して動く、先行指数です。
2)
有効求人倍率は、雇用の需給関係を表すもので、景気が良いと人手が足りなくなり、景気が悪ければ企業は新たな求人を出すのを控えるため、景気の動きに一致して動く一致指数です。
3)
家計消費支出は、家計のお金がどれだけ消費に向かっているかを表すものです。景気の良し悪しが給料などで実感として伝わってから家計の消費に影響しますから、景気の動きから遅れて動く、遅行指数です。
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】