3級FP過去問解説 問1 2010年9月実技（個人資産）

雇用保険の教育訓練給付について，ファイナンシャル・プランナーが説明した次の記述のうち，最も適切なものはどれか。

1) 教育訓練給付金の支給を受けるためには，原則として，教育訓練を修了した日の翌日から３カ月以内に，「教育訓練給付金支給申請書」に所定の要件を満たした書類を添えて，Ａさんの住所地を管轄する公共職業安定所長に提出しなければならない。

2) 教育訓練給付金の支給を受けるための支給要件期間（雇用保険の被保険者であった一定の期間。以下において同じ）は，３年以上であるが，初めて支給を受ける場合の支給要件期間は，１年以上である。

3) 教育訓練給付金の額は，原則として，教育訓練のために支払った入学料および受講料の10％に相当する額である。

雇用保険の教育訓練給付に関する問題です。

1)は、不適切。教育訓練給付金の申請手続きは、教育訓練を修了した日の翌日から１カ月以内です。

2)は、適切。教育訓練給付金の支給を受けるためには、雇用保険の被保険者期間が、３年以上必要ですが、初めて支給を受ける場合は１年以上です。

3)は、不適切。教育訓練給付金の額は、教育訓練費の20％（４千円超10万円以下）です。

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