問12 2023年1月学科
問12 問題文「○」「×」選択問題
正しいものまたは適切なものは「○」、誤っているものまたは不適切なものは「×」を選択しなさい。
ベンチマークとなる指数の上昇局面において、先物やオプションを利用し、上昇幅の2倍、3倍等の投資成果を目指すファンドは、ベア型ファンドに分類される。
1.○
2.×
問12 解答・解説
投資信託の分類・運用手法に関する問題です。
正解は×。先物やオプションといったデリバティブ(金融派生商品)で運用する派生商品型の投資信託のうち、ブル型は、ベンチマークが上昇すると基準価額がベンチマーク以上に上昇し、ベア型は、ベンチマークが下落すると基準価額が上昇するように設計されています。
つまり、ブル型(牛が角を突き上げる様子に由来)は、市場が上昇しているときに更に収益が上がる商品で、ベア型(熊が爪を振り下ろす様子に由来)は、市場が下落していても収益が上がる商品ということです(逆に市場上昇時には損失が発生)。
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