問20 2021年1月実技(資産設計)
問20 問題文
将大さんは老後に備え、個人型確定拠出年金(以下「iDeCo」という)について、FPの福岡さんに質問をした。iDeCoに関する福岡さんの次の説明のうち、最も不適切なものはどれか。
1.「将大さんは、確定給付企業年金を実施している企業に勤めていますので、iDeCoの加入対象者とはなりません。」
2.「iDeCoに加入した場合、支払った掛金は、所得税や住民税の計算上、小規模企業共済等掛金控除として所得控除の対象となります。」
3.「国民年金の第3号被保険者である雅子さんは、iDeCoの加入対象者となります。」
問20 解答・解説
確定拠出年金に関する問題です。
1.は、不適切。確定拠出年金の個人型の対象者は、60歳未満の公的年金(国民年金・厚生年金・共済組合等)の加入者です。
※従来は自営業や企業年金のない会社員の人だけが加入対象でしたが、2017年より企業年金のある会社員や公務員、私学共済加入者、専業主婦(夫)等も加入可能となりました。
2.は、適切。確定拠出年金の個人型の掛金は、小規模企業共済等掛金控除として全額所得控除できます。
3.は、適切。確定拠出年金の個人型の対象者は、60歳未満の公的年金(国民年金・厚生年金・共済組合等)の加入者です。
確定拠出年金の個人型は自営業や企業年金のない会社員の人だけが加入対象でしたが、2017年より企業年金のある会社員や公務員、私学共済加入者、専業主婦(夫)や扶養内で働くパートタイマー等の国民年金の第3号被保険者も加入可能となりました。
よって正解は、1
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!
FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士 (資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】