問7 2020年1月実技(資産設計)
問7 問題文
米田さんは、下記<資料>の甲土地を購入し、自宅を建築することを考えている。甲土地の建築面積の最高限度を算出する基礎となる敷地面積として、正しいものはどれか。なお、この土地の存する区域は特定行政庁が指定する区域に該当しないものとし、その他記載のない条件については一切考慮しないこととする。
<資料>
1.290u
2.280u
3.240u
問7 解答・解説
建築基準法上の規制に関する問題です。
資料にある「建築基準法第42条第2項に該当する道路」とは、都市計画区域にある幅4m未満の道で、建築基準法上の道路とみなしているもの(2項道路)です。
2項道路の中心線から2m後退した線が、道路との境界線とみなされるため、みなし道路境界線と道までの部分(セットバック部分)は、容積率や建ぺい率の計算の際、敷地面積に算入されません。
セットバックで後退する距離は、現在の道路幅に対して、4mに足りない分の幅員の2分の1です。
本問の場合、接している市道が幅員3mで2項道路ですから、セットバックした場合の後退距離は、
(4m−3m)÷2=0.5m
よって、
この土地の面積=(奥行15m−後退距離0.5m)×間口20m
=290u
よって正解は、1
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