3級FP過去問解説 問2 2019年9月実技（保険顧客）

次に、Ｍさんは、国民年金基金について説明した。Ｍさんが、Ａさんに対して説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句または数値の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。

「国民年金基金は、国民年金の第１号被保険者を対象に老齢基礎年金に上乗せする年金を支給する任意加入の年金制度です。国民年金基金への加入は口数制となっており、１口目は、保証期間のある終身年金Ａ型、保証期間のない終身年金Ｂ型の２種類のなかから選択し、（　1　）歳から支給が開始されます。２口目以降は、終身年金のＡ型、Ｂ型および確定年金のI型、II型、III型、IV型、V型のなかから選択することができます。国民年金基金に拠出することができる掛金の限度額は、月額（　2　）円となっており、支払った掛金は（　3　）控除として所得控除の対象となります」

1)　(1)65　(2)68,000　(3)社会保険料

2)　(1)60　(2)70,000　(3)社会保険料

3)　(1)65　(2)70,000　(3)小規模企業共済等掛金

国民年金基金に関する問題です。

国民年金基金の終身年金部分は65歳から支給開始されます。なお、確定年金部分には支給開始年齢が60歳のもの（III型・IV型・V型）と65歳のもの（I型・II 型）があります。

国民年金基金の掛金の上限は月額68,000円で、社会保険料控除として全額所得控除の対象です。

よって正解は、１

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