問14 2019年5月実技(個人資産)

問14 問題文と解答・解説

問14 問題文

仮に、Aさんの相続が現時点(2019年5月26日)で開始し、Aさんの相続に係る課税遺産総額(課税価格の合計額−遺産に係る基礎控除額)が2億円であった場合の相続税の総額は、次のうちどれか。

<資料>相続税の速算表(一部抜粋)


1) 4,950万円

2) 5,100万円

3) 6,300万円

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問14 解答・解説

相続税の総額に関する問題です。

相続税の計算は、課税遺産総額(「課税価格の合計額−遺産に係る基礎控除額」)をそれぞれ法定相続分に分割し、分割後の金額に応じた税率で算出します。

本問の場合、課税遺産総額2億円です。
配偶者と兄弟姉妹が相続人の場合、法定相続分は、配偶者が4分の3、兄弟姉妹が4分の1となりますので、妻Bさんの法定相続分は3/4、妹Cさん、弟Dさんの法定相続分はそれぞれ1/8ずつ(1/4÷2)となります。
妻Bの法定相続分の相続税:2億円×3/4×40%−1,700万円=4,300万円
妹Cの法定相続分の相続税:2億円×1/8×15%−50万円=325万円
弟Dの法定相続分の相続税:2億円×1/8×15%−50万円=325万円

従って、相続税の総額=4,300万円+325万円+325万円=4,950万円 です。

よって正解は、1

問13             問15

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