問27 2018年5月学科
問27 問題文「○」「×」選択問題
正しいものまたは適切なものは「○」、誤っているものまたは不適切なものは「×」を選択しなさい。
被相続人に配偶者がなく、遺族が被相続人の子と母の計2人である場合、その相続に係る子の法定相続分は3分の2、母の法定相続分は3分の1である。
1.○
2.×
問27 解答・解説
法定相続人・法定相続分に関する問題です。
正解は×。配偶者は常に法定相続人となり、それ以外の親族は、子・直系尊属・兄弟姉妹の順に、先の順位者がいない場合に、法定相続人となります。
従って、被相続人に配偶者がなく、遺族が子と直系尊属のみの場合、法定相続人となるのは子のみで、遺言が無ければ子がすべての遺産を相続することになります(子が複数の場合は子の人数分で等分)。
なお、配偶者と直系尊属が相続人のとき、配偶者の相続分は3分の2、直系尊属の相続分は3分の1です。
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