問6 2017年9月実技(保険顧客)

問6 問題文と解答・解説

問6 問題文

最後に、Mさんは、生命保険の見直しについてアドバイスした。MさんのAさんに対するアドバイスとして、次のうち最も不適切なものはどれか。

1) 「生命保険は、一度見直したら終わりではありません。第2子の誕生や住宅の取得など、ライフイベントに合わせて、保障内容を定期的に見直すことが大切です」

2) 「Aさんの葬儀費用や子どもの教育資金は、終身保険や定期保険特約等の一時金タイプで準備し、残されたご家族の生活費は収入保障特約等の年金タイプで準備するなど、ご遺族の生活設計に応じて保障内容を組み立てることをお勧めします」

3) 「生命保険の見直しは、生命保険の商品改定に合わせて行ってください。特に、医療保障・介護保障は商品改定が頻繁に行われていますので、新商品が発売されたら、新商品に乗り換えてください」

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問6 解答・解説

生命保険の見直しに関する問題です。

1)は、適切。死亡時の必要保障額の計算式は、必要保障額=死亡後の総支出−総収入 ですから、末子の成長につれて必要保障額は減っていきます。よって、第2子の誕生や住宅の取得、子どもの進学・就職等のライフイベントの節目となる時点で改めて必要保障額を算出し、定期的に見直すことが必要です。

2)は、適切。終身保険や定期保険特約等の一時金タイプの保障は、葬儀費用や教育資金といった限定した時期に多額の費用を要する事態に備えることに適しており、収入保障特約等の年金タイプの保障は、遺族の生活費などの長期間安定した収入の確保が必要な事態に備えることに適しているため、保険契約の際は、遺族のライフプランに応じて保障を組み立てることが必要です。

3)は、不適切。生命保険の商品改定は、必ずしも保険契約者に有利な条件になるとは限らず、新商品への乗り換えにより、以前の契約より不利な条件で契約してしまうこともあり得ます。原則として、生命保険の見直しは、自分自身や家族のライフイベントに合わせて行うことが必要です。

問5             第3問

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