問9 2017年1月実技(保険顧客)
問9 問題文
Mさんは、《設例》の<資料2>の福利厚生プランについて説明した。MさんのAさんに対する説明として、次のうち最も適切なものはどれか。
1) 「福利厚生プランの保険料は、その2分の1を資産計上し、残りの2分の1を期間の経過に応じて損金の額に算入します」
2) 「福利厚生プランは、従業員全員を被保険者とする等の普遍的加入でなければなりませんので、健康上の問題等で加入できない従業員がいる場合、X社に福利厚生プランを導入することはできません」
3) 「保険期間中に被保険者である従業員が中途退職(生存退職)した場合、解約返戻金は退職する従業員本人に直接支給されます」
問9 解答・解説
福利厚生プランの経理処理・普遍的加入・解約返戻金に関する問題です。
1)は、適切。被保険者を全役員・従業員とし、満期保険金受取人=法人、死亡保険金受取人=役員・従業員の遺族とする養老保険(ハーフタックスプラン(福利厚生プラン))では、支払保険料の2分の1を資産計上、残りの2分の1は損金算入します。
2)は、不適切。ハーフタックスプランは普遍的加入(全役員・従業員が加入対象)が原則ですが、健康上の問題等で生命保険会社が加入を認めない従業員を除外することは可能です。
3)は、不適切。従業員が中途退職した場合、法人が従業員にかけていた養老保険の解約返戻金は、契約者である法人が受け取ります。
従業員(被保険者本人)に直接支払われるのは、中退共の退職金です。
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