問1 2016年9月実技(保険顧客)

問1 問題文と解答・解説

問1 問題文

はじめに、Mさんは、Aさんが原則として65歳から受給することができる老齢基礎年金の年金額を試算した。Mさんが試算した老齢基礎年金の年金額の計算式として、次のうち最も適切なものはどれか。なお、Aさんは60歳になるまで国民年金保険料を納付するものとし、年金額は平成28年度価額に基づいて計算するものとする。

1) 780,100円×{(417月+27月×1/3)/480}

2) 780,100円×{(417月+27月×2/3)/480}

3) 780,100円×{(417月+27月×1/2)/480}

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問1 解答・解説

老齢基礎年金の支給額に関する問題です。

65歳から受給できる老齢基礎年金の計算式は以下の通り。
老齢基礎年金=満額の基礎年金×(納付済月数+免除分調整月数)/(加入可能年数×12)

まず、平成28年度の満額の基礎年金額は、780,100円
次に、保険料納付済月数ですが、Aさんの保険料納付済期間は、納付予定も含めて、
290月+127月=417月です。

次に免除期間は、全額免除や半額免除等、保険料の免除分に応じて免除月数に一定数を乗じて、調整計算します。
国民年金の免除分調整割合は、平成21年3月分までは、以下の割合です。
全額免除:1/3、4分の3免除:1/2、半額免除:2/3、4分の1免除:5/6

よってAさんの免除分調整月数は、全額免除:27月×1/3

また、Aさんには20歳からの36月の未納期間があります。
未加入期間と未納期間は、保険料納付済月数にはカウントされないため、その分満額の老齢基礎年金よりも支給額は少なくなります。
未加入は年金受給資格期間としてはカウントされます。

Aさんは昭和16年4月2日以降生まれですので、「加入可能年数」は40年です。
(昭和16年4月1日以前生まれの場合、加入可能年数は40年を下回ります。)

Aさんの老齢基礎年金=780,100円×{(417月+27月×1/3)/(40年×12)}

従って正解は、1) 780,100円×{(417月+27月×1/3)/480}

第1問             問2

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