問11 2016年9月学科
問11 問題文「○」「×」選択問題
正しいものまたは適切なものは「○」、誤っているものまたは不適切なものは「×」を選択しなさい。
物価が継続的な下落傾向(デフレーション)にある場合、名目金利のほうが実質金利よりも高くなる。
1.○
2.×
問11 解答・解説
デフレーションと金利変動に関する問題です。
正解は、×。名目金利は、一般的に金利といわれる市中金利(住宅ローンや定期預金等の金利)のことですが、実質金利は名目金利から物価上昇率(インフレ率)を差し引いたものです。
実質金利=名目金利−インフレ率
デフレーション(デフレ)は、物価が持続的に下落することで、デフレ下では物の値段が下がり続けますから、インフレ率はマイナスで推移し、結果として実質金利の方が名目金利よりも高くなります。
つまり、預金通帳の見かけ上では、「定期預金の金利が低くて全然増えない〜」と思っても、実際にはモノの値段が下がり続けるため、お金を使わずに貯めておくほど、実質的には預金の価値が上がっていくことになるわけです。
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