問27 2016年5月学科
問27 問題文「○」「×」選択問題
正しいものまたは適切なものは「○」、誤っているものまたは不適切なものは「×」を選択しなさい。
遺留分算定の基礎となる財産の価額が1億8,000万円で、相続人が被相続人の配偶者と子の合計2人である場合、子の遺留分の金額は6,000万円となる。
1.○
2.×
問27 解答・解説
遺留分に関する問題です。
正解は×。遺留分とは、相続人が最低限受け取れる財産で、被相続人の兄弟姉妹以外に認められるものです。その割合は、相続人が直系尊属のみ場合は法定相続分の3分の1、それ以外の場合は法定相続分の2分の1。
相続人が配偶者と子1人である場合、法定相続分は配偶者2分の1、子2分の1です。
よって、遺留分算定の基礎となる財産の価額が1.8億円だと、子の法定相続分は9,000万円で、遺留分はそのさらに2分の1の4,500万円となります。
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