問15 2016年5月学科
問15 問題文「○」「×」選択問題
正しいものまたは適切なものは「○」、誤っているものまたは不適切なものは「×」を選択しなさい。
東証株価指数(TOPIX)は、株価水準が高い値がさ株の値動きの影響を受けやすく、日経平均株価は、時価総額が大きい株式の値動きの影響を受けやすいという特徴がある。
1.○
2.×
問15 解答・解説
株式指標に関する問題です。
正解は、×。東証株価指数(TOPIX)は、単なる全銘柄の平均ではなく、時価総額で加重平均した値(時価の多少を加味した平均)のため、時価総額の高い企業の株価の影響が大きくなります。
これに対し、日経平均株価は、構成銘柄の株価を修正平均したものであるため、株価の高い銘柄(値がさ株)の値動きによる影響が大きくなります。
つまり、TOPIXは「時価総額が高い=株価が高く発行済株式総数が多い」企業の影響が大きいですが、日経平均は株価の高い企業の影響が大きくなるわけです。
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