問47 2016年1月学科
問47 問題文択一問題
次の各文章の( )内にあてはまる最も適切な文章,語句,数字またはそれらの組合せを1)〜3)のなかから選びなさい。
給与所得者が、34年9カ月間勤務した会社を定年退職し、退職金の支給を受けた。この場合、所得税の退職所得の金額を計算する際の退職所得控除額は、( )となる。
1.800万円+40万円×(35年−20年)=1,400万円
2.800万円+70万円×(34年−20年)=1,780万円
3.800万円+70万円×(35年−20年)=1,850万円
問47 解答・解説
退職所得に関する問題です。
退職所得=(退職収入−退職所得控除)×1/2 で計算されますが、退職所得控除額は、勤続年数が20年以下の期間は1年当たり40万円(最低80万円)、20年を超える期間は1年当たり70万円です。
また、勤続年数が1年に満たない場合は切り上げられますので、34年9ヶ月で退職した場合、35年とされます。
従って退職所得控除額の計算は、
40万円×20年+70万円×(35年−20年)=1,850万円
よって正解は、3.800万円+70万円×(35年−20年)=1,850万円
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