問21 2016年1月学科
問21 問題文「○」「×」選択問題
正しいものまたは適切なものは「○」、誤っているものまたは不適切なものは「×」を選択しなさい。
登記すべき不動産の物権変動が発生しているものの、登記申請に必要な書類が提出できないなどの手続上の要件が備わっていない場合は、仮登記をすることでその後に行う本登記の順位を保全することができる。
1.○
2.×
問21 解答・解説
不動産の登記記録に関する問題です。
正解は、○。仮登記とは、将来の本登記の順位を保全するためにあらかじめ行う登記のことです。よって、仮登記に基づいて本登記をした場合、本登記の順位は、仮登記の順位に従います(上の順位ほど優先的に債務弁済を受けられる)。
つまり、売主と買主の間で売買契約が成立し、代金を支払っていても、登記しなければ第三者に対抗(自分のものだと主張)できません。そこで、売買契約成立後速やかに登記手続きが必要なわけですが、必要書類がそろっていない等の場合は、とりあえず仮登記しておいて、その後書類がそろってから本登記すれば、仮登記の順位に基づいて権利が得られるわけです。
関連・類似の過去問
この問題と似ている問題を検索してみよう!「検索」ボタンをクリック!

FP対策講座
<FP対策通信講座>
●LECのFP通信講座 ⇒ FP(ファイナンシャル・プランナー)サイトはこちら
●日本FP協会認定教育機関のWEB講座 ⇒ 2級FP技能士
(資格対策ドットコム)
●通勤中に音声学習するなら ⇒ FP 通勤講座
●社労士・宅建・中小企業診断士等も受けるなら ⇒ 月額定額サービス【ウケホーダイ】