問1 2015年10月実技(個人資産)
問1 問題文
Mさんは、Aさんの退職後の公的年金制度について説明した。Mさんが、Aさんに対して説明した以下の文章の空欄(1)〜(3)に入る語句の組合せとして、次のうち最も適切なものはどれか。
「Aさんは、退職後、国民年金に( 1 )として加入し、国民年金の保険料を納付することになります。国民年金の保険料は月額15,590円(平成27年度)であり、毎月の保険料の納期限は原則として( 2 )となります。また、保険料は前納することができ、その場合、前納期間や納付方法に応じて保険料の割引が適用されます。なお、口座振替により保険料を前納する場合には、最大で( 3 )の保険料を前納することができます」
1) (1) 第1号被保険者 (2) 翌々月末日 (3) 3年度分
2) (1) 第2号被保険者 (2) 翌月末日 (3) 3年度分
3) (1) 第1号被保険者 (2) 翌月末日 (3) 2年度分
問1 解答・解説
国民年金の種別変更、保険料の納付期限・前納に関する問題です。
国民年金の第2号被保険者(サラリーマン・公務員等)や第3号被保険者(専業主婦・主夫等)のいずれにも該当しない人で、日本国内に住所がある20歳以上60歳未満の人は、国民年金の第1号被保険者となります。
よって、自営業や学生のほか、早期退職で無職となる場合も第1号被保険者となります。
国民年金の保険料は、月払いで、翌月末までに納付する必要がありますが、最大2年分の保険料の前納も可能で、一定額が割引されます(国民年金前納割引制度)。
※2年分までの前納は口座振替による納付のみ(平成26年4月から2年前納が可能になりました(以前は1年分まで))。
従って正解は、3)(1) 第1号被保険者 (2) 翌月末日 (3) 2年度分
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